今回はデータベース演習で生じたトラブルなどについて語ろう。初年度のトラブルは些細と言えば些細なものだった。計算機室のPCは全て24H稼働ではあるが、安定しているとまでは言えず、時々ダウンすることもあった。PostgreSQL のサーバがダウンするわけではなく、動いているホストがダウンする。ちなみに初めての再起動には手間取った。ロックされていると表示されて再起動できなかった。ロックファイルを見つけて削除することで再起動が可能になった。授業時間外でも自習する学生が利用するので、不在時にダウンすると学生が自習できない。そこで、翌年から各自にインストールさせることにした。インストールを経験させておくのも悪くない。ちなみにrpmパッケージは使わず、ソースからコンパイルしている。ここで大きなトラブルがあった。初回の授業で全員にインストールさせることにした。全員にソースをダウンロードさせる。これは問題ない。次にtarボールの解凍である。ここで問題が生じた。全員が同時に大量のファイル作成を行ったため、NFSが処理しきれず、一部のファイルが欠損してしまったのである。解凍した時には表示が早すぎて気づかず、コンパイル時にファイルが足りなくて失敗する。さて、解決するにはインストールのタイミングをばらばらにする必要がある。初回の授業以前にインストールを済ませてもらいたいが、受講者が確定していない。そこで対象となっている3年生全体にアナウンスした。選択必修だから全員が受講するとは限らないが大半は受講する。これで担当を外れるまで問題なかった。
各学生は授業の度にサーバを起動し、終了時にはシャットダウンする。サーバはローカルホストで起動するが、TCPのポート番号は設定しなければならない。シャットダウンを確実に行ってくれれば良いが、放置されたまま同じPCを別の学生が利用すると問題がある。そこでポート番号は 10000+学籍番号として重ならないようにした。これが元で後に響教授が問題を引き起こす。