授業報告会で響教授がデータベース演習を報告する回になった。私から教材を譲ってもらったにもかかわらず、響教授は PostgreSQL を使っていると自慢げに語った。お前らには出来ないだろうと言わんばかりだ。人の成果を横取りするのは彼の常とう手段だ。そもそも自慢するようなことではないのだが、他の教員には出来ないと思っていたようだ。当然であるが、ほとんど誰でも出来ることであるが、響教授は他教員が自分より劣ると思っている。自分が出来ないことは他の教員も出来ないことになるわけだ。
いよいよ響教授の演習が始まる。公開された教材を見てみた。酷いものだった。何が酷かったのか。課題1問ごとに異なるデータが使われている。各問5データ程度ではあるが、1問ごとにデータベースを作成しなければならない。1問を解くためのオーバーヘッドとしては余りにも大きい。私の教材ではオーバーヘッドを避けるため、データベースを作成するためのSQL文を与えていた。学生の負担を削減するための工夫はあっさり捨てられてしまった。学生から教材への不満を聞いた。データの数が少ないので、作成したクエリが正しいのか偶然同じ結果を出力するのか分からないと言うのだ。もっともな意見である。そういう不満があることを響教授にはお伝えした。しかし、目で見て正解が分かる教材が良いと怒鳴りつけられて終わってしまった。自分の仕事に否定的な意見は許さないという態度は一貫していた。