データベース演習 (4)

今回はデータベース演習とは直接は関係しない。データベースに関わる響教授との出来事である。卒論発表会で評価が低くて再発表となった学生がいた。響教授が国際会議と称して家族旅行に行っていた間の出来事だった。帰国して再発表の発表練習を行った。ワンタイムパスワードに関する研究だったが、私には内容は良く分からなかった。響教授が通信のタイミングによっては不整合が起こる可能性があるから、それを今後の課題として話すべきだと指導した。今更そんな指摘するのと唖然とした。「例えば、DB(DBMSの意)の仕組みを使えば不整合など起こらないのではないですか」と意見した。「DBなんかすぐ不整合起こす」と却下された。これほどレベルが低かったかと飽きれて、そのまま引き下がった。

後日、響教授が私の部屋を訪れ、データベースに関する話を始めた。トランザクションに話が及んだので、「DBはすぐ不整合起こすんですよね。そう言われましたよね。」と言った。「確かに言ったかもしれん」と響教授は怒り出し、回復手順について正確に捲し立てた。そんな事も分からないと馬鹿にされたと思って頭に来たらしい。響教授は私が分からないと思って、自分の主張を通すために出鱈目を言ったのだった。随分見くびられたものだ。人のことは馬鹿にしていても、自分の事を馬鹿にされると頭に来るらしい。